LessonOne+1/4 【クリスマス】【/blush】

 

 

 

ご主人さま、メリ〜スタ〜ライト〜♪

「星芒祭」の時期が来たクポ〜ッ。

 

え、星芒祭ってなにかって?

え、え〜とぉ、ん〜とぉ、

……めでたくてェ……たいへんでェ……おごそかでェ

……にぎやかでェ……さびしくてェ……うれしくてェ

……どきどきでェ……あたたかでェ……たのしみでェ

……それでいてェ

 

……ハァハァ

あっ、あまりにもたくさんの感情がうずまいて

なにがなんだか、よく分からなくなってきたクポ……

 

と、とにかくっ

とってもステキな最高のお祭りなのクポッ!

(※FFXI公式サイト-イベント情報より引用させていただきました。(*´Д`*)

 

 

 

 

そうモーグリにまくし立てられて、ぼくも半分くらい分かってなかったような気もするけど;

 

兎に角、LSメンバー達がなにやら昨日からそわそわしてて…特に女の子達がw

そして、彼女持ちの連中もww

 

ぼくはというと、…う〜ん…これって一人身って言うんだろうな。(´・ω・`)

大好きな人は居るけどさ。(*´Д`*)

……………………………多分…、両思いだと思うんだけど。(自信ないぉ;)

そんなんだから、あんまりこういうのは疎い方で、モーグリ主催のイベントがあるって知ったのも皆が騒がしくなったから。

っていう鈍感さ。

 

そう言えば、去年の今頃も何かイベントがあったような気がしなくもないかな。

まぁ、季節毎に何かしらモーグリ達も楽しませてくれようとはしてくれてるんだろうけどね。

 

 

 

『キック、キックー!』

『なにぃ?アル、テレポ?』

『そうじゃなくてっ!おまえ、召喚いくつだっけ?』

『47だけど。なんで?』

『おっしゃー!じゃぁ、ウィンの森の区で待ってるから、召喚に着替えてきてなw』

『へ?なんで?…ぼく、今ジュノに居るんだけど??』

『アル、ちゃんとキックに説明してあげなさいよ。この子、この手のイベントに疎いんだら。』

『キックが疎いのはイベントに限った事じゃないだろwごばwwwww』

『ロッシュゴバ、キター(・∀・)ー!っつーか、一行目でゴバwまで入れねぇだろふつーwww

『あんたは口を開くなっ!キック、スルーでええからねww』

『あ…うん…えと…』

『…………』

『今、星芒祭のイベントを皆でやってるんだけど、アルの持ちカードが召喚士40代当てなんだ。キックもおいで、

人が多い方が楽しいから。^^』

『アルと違って流石にノイエは親切ね。』

『うぉい、どーいう意味だよw』

『あーら、そのまんまよ?』

『ほぅ…俺がいかにも親切とは縁がないようないいようだな?』

『やだぁ、ダレもそんな事言ってないじゃない?やーねぇ、オトコの僻みは。』

『ぁんだと?(・∀・)』

『ハイハイ、そこ。痴話喧嘩はココでしないw』

『パール外すぞ、騒がし過ぎてついて行けん…;』

『お祭り騒ぎに水注すようなこと言わないでくれない、ラウール?wアナタもくるのよ、彼氏も連れてねww』

『おお、いいね。是非連れてきなよ。』

『あれも頑固だからな…連れて行ける自信はないんだが。』

『そこを何とかするのがオトコの見せ所なんじゃなくて?w』

『ほっとけって。どーせ二人でいちゃついてんだからさwww』

『あ〜、それもそうよねぇ…邪魔しちゃ悪いわね。ごめんなさいw』

『好きに言ってろ。』

 

 

「ぁの……ぇと………、ぼくはどうしたら…いいんでしょう………

 

 

『『『いいから、早くウィンまで来いっw』来てw』…おいで^^』

 

 

そんな具合で訳も分からないまま巻き込まれてみて、それが「ドリームローブ」っていう微妙な性能なんだけど…

見た目のとってもかわいい赤いローブを手に入れるためのイベントだっていう事を始めて知ったってわけ。

 

…なるほど、女の子達が騒ぐわけだよ。

 

いっつも思う事なんだけど。

同じデザインで特にこういうお洒落着なんかはさ、タルだとちょっと損した気分なんだよね。

ほら、ぼく達って小さいからさ、背の高い他の種族の人たちからは小さくてよく見えないって言うか…

いやそれ以前に、彼らの足元に居るようなもんだから、見てもらえてないって言うか、視界に入ってないような気もするしw

 

「あ。居たのねw」

 

なんて言われたのなんて、一度や二度じゃないからね〜。

きっと皆からはぼくのツムジくらいしか見えてないんだろうと思う。

だから、お洒落着とかって実は好きなんだけど、結果的に疎くなっちゃったような気もするんだよな。

 

でも、ま。

今回はそんなお洒落着も、ちょっと見てくれそうな人も居ないわけじゃないし…

皆とこうしてワイワイ騒ぐのも、そう悪い気はしなかった。

と、いうか。かなり楽しかったw

 

 

 

 

 

「+1げっとー!(*´Д`*)」

「おお、おめ!ヽ(´∀`)ノ」

「おめっと〜v」

「ありがと〜vv」

 

ぼくが一番最後にローブ+1を手に入れたのを切っ掛けに、その日のLSイベントはお開きになった。

各々がモグハウスで黒魔道士に着替えては、ハウス前からデジョンでジュノのHPへ帰っていく。

 

…そう言えば、久々に帰ってきたような気がするな、ウィンダスへ。

暫らく帰郷してなかった事をふと思い出して、皆を見送った後もぼくはその場に残っていた。

 

>>おや、キックは戻らないのか?

 

あれ、LSリーダーのノイエからのtellだ。

 

<<うん、ちょっとウィンを一回りしてから帰るよ。

>>ああ、キックはウィン人だったね。ゆっくりしておいで。

<<ありがと。

 

変に世話焼きなんだから。

優しくしてくれるのはいいんだけど、子ども扱いされてるのが丸分かりなんだよねぇ。

言ったって悪態ロッシュと2つしか違わないってのに。ヽ(`Д´)ノ

まぁ、双子兄のリックより多少?頼りないのは認めるけどさ。からって子供扱いはないよな…

 

 

ま、いっか。

いつもの事だし。

 

 

気分を変えようと、手に持っていたドリームキャップ+1をぱふんと被る。

これも去年だったか、イベントで貰ったアイテムだよね。

使うと中からクッキーが出てくるから、魔道士のぼくなんかは案外重宝してたりする。ヒーリングには欠かせないもん。

 

多分、これって今回のドリームローブとセットのデザインだよね?カラーも同じだし。名前も似てるし。

 

 

そう言えば…

 

シャナンにも暫らく会ってない。

ここのところLSイベントでかり出されてる事が多かったし、ちょっと風邪っぽかったのもあったし。

用がない時はモグハウスに引き篭もってたもんな。

 

 

 

――広いウィンダス。

 

そして星芒祭で走り回る人たち。

飛び交うshautとsay。

いつになく、この街はにぎやかなのに。

 

それを他人事のように、遠くに居るような感覚で眺めている自分。

 

さっきまで、そのにぎやかな輪の中に居た反動なのかな…?

…なんだか急に寂しくなって。

気がついたらぼくはターニングポイントに向かって走っていた。

 

…会いたい。

なんだか無性にシャナンに会いたい。

 

……あの笑顔が見たいよぉ……

 

こんな時に限って、ウィンダス。

…無駄に広い、ぼくの故郷……orz

 

 

 

 

息を切らしてたどり着いたターニングポイントで、シャナンに合図を送って暫らく待っていると……………

 

「お待たせしました。」

 

真っ赤なシャナンが現れたんだ。

いつも見慣れた戦闘装備とは明らかに違う格好。

 

柔らかそうな赤いとんがり帽子に、ふわふわの白い飾りとヒイラギの留めがついた真っ赤なローブ。

そして、シャナンの赤い髪。

 

「シャ…シャナン……その格好…」

「ああ…これですか。いつもと違う雰囲気もいいかと思ったんですが…マズかったでしょうか?」

 

そのシャナンの姿を見た途端「カワイイ」と思っちゃった時点で……………

ある意味、ちょっとマズいかも。(ノ▽〃)

でも、でも、そんな事口に出して言えないじゃない?

 

「いや、そうじゃなくて……ちょっと意外だったから。シャナンもああいうイベントものとかするんだと思ってさ。」

「いえ…その……」

 

ひょっとして、ひょっとすると…もしかしたら、ぼくが喜ぶとか思ってくれたとか?

あらぬ期待をまたしちゃってもいいのかな?(*´Д`*)

 

「えっと………髪の色…と、同じ。…似合うね…」

「…ありがとうございます。キ・クルルもとても似合ってますよ。」

 

あ、そう言えばぼくも着てたんだっけ。

 

………。

…誉められるのっていいね、特に好きな人に誉められるのって…凄い恥ずかしいけど…幸せかもしれない。

 

なんだか照れくさくて、俯き加減で下からシャナンを見上げると、シャナンもちょっと照れたのかなんとなく視線を泳がせてるのが見えて。

ちょっと耳も赤いのなんかも見えちゃって…。

そんなシャナンを見てまた照れてる自分が、もうなんだか恥ずかしくって。ぼくまでまともにシャナンを見れなくなってしまった。

 

なんとも言えない沈黙の時間が二人の間を流れていたんだけど。

 

 

「何やってんのお前ら?ハタで見てるほうが恥ずかしいんだけど?ww」

 

そのもどかしくて気恥ずかしいシアワセな時間は聞きなれた声によって終止符を打たれたのだった。

 

「…え?w」

 

それは紛れもなくぼくの声。そして、その声を持つのは他には双子の兄リックしかアリエナイっ!!

 

「やぁねぇ、ペアルックで赤面しながら向かい合っちゃって。お前らって、もしかしてまだ全く進展してないわけ?w」

「進展って何の事!?Σ(゚Д゚)――いや、ソレより!!何でココに居ますかおにぃさん!!?wwwww」

「なんだよ、自分の故郷に戻って来ちゃいかんですかね?」

「いや、そうじゃなくて;普段は殆どウィンどころかジュノにだって戻らないじゃないさww」

「あ〜、気が向いたから帰ってきたんだけど。なんか一々タイミングが宜しいようでw」

 

全くですぉwww

前回にしても今回にしても、一番見られたくない時に限って現れるんだから!!ヽ(`Д´)ノ

 

「それより、キックさん。」

「……はい。」

「未だに『進展』してないってのはどう言う事ですかね?」

「だから、何の『進展』なのさwww」

「ほぅ…俺の口から言わせたいのかね?」/grin

「いいww分かったから、ココでは止めてwwww」/panic

「全くですよ!お父さんは認めないからな!!」/angry

「「って、ダレがお父さん!?w」」

 

いきなり兄弟の漫才に横槍を入れてきたのは、なんとさっきジュノに戻ったはずのノイエだった。

しかも、なんとなく目が潤んでるのは気のせいでしょうか?;

 

「キックがウィンで一人じゃ寂しいだろうと思って戻ってみれば、見知らぬヤロウといい雰囲気だしさ。」

「…あのぅ、モシモシ?」

「だいたい、キックに彼氏が居たなんてお父さんは聞いてないぞ!!」

「「だから、ダレがお父さんっwwwwwww」」

 

『ちょっと、ノイエが変なんだけど。誰か助けてwwww』

『何を今更。』

『うちのリーダーが変なのは今に始まった事じゃないわよ。って、あらリック、久しぶりじゃない。』

『コラw人を変態扱いするなwww』

『って、現に絡まれてるのかw』

『誰か引き取りに来てやってよwこれじゃ折角の弟との再会も楽しめないじゃないよ;』

『んー、行ってあげてもいいけど。まぁ、リーダーはキックがお気に入りだからねぇ』

『あー、もうイイ!!逃げるっ!!!パール外すからっヽ(`Д´)ノ』

 

毟り取るように外したLSのパールからまだなにやら会話が聞こえてたけど、もうアッタマきてたからどうでもよかった。

皆して、ぼくの事遊びすぎ!!ヽ(`Д´)ノ

折角シャナンと数日振りに会えたのにぃ。これじゃ台無しだよぉ…(;´Д⊂

 

「兎に角お前はテレポなりデジョンしろw年越しは一緒にジュノで、その時きっちり話を聞かせてもらうからww」

 

そう言ってリックはポンとぼくの背中を押した。

 

「そうはイカンザキっ!逃がすかー!!」

「古いギャグはもう笑いも取れないから、諦めなってw」

 

リックががっちりノイエのローブを掴んで、ノイエをぼくから引き剥がす。

 

「キック急げwwww」

「ありがとっ!」

 

そしてぼくはデジョンを唱えだした。

 

「それじゃシャナン、現地で*゚ー゚)ノ」

「分かりました。では、後ほど。」

 

 

ぼくがデジョンの黒い渦に消える直前、リックが意味ありげにウィンク一つ投げてよこしてきた。

そしてなんとなく「がんばれョw」と…言われたような気がした;

だから…何の話ですか、おにぃさんorz

 

そして、その後ぼくは即テレポ屋を捕まえてヴァズへ飛び。

ボスディン氷河の雪の降る様をシャナンと二人、誰に邪魔されることなく堪能できたのだった。

 

もちろん、ペアルックでね。(*´д`*)

thx、リック♪

 

 

 

 

■■■ おまけ。■■■

 

@その後のリックとノイエ。

 

「俺が誘ってやったんだよ?ローブとろうって…」

「うんうん」

「俺だっていっぱい頑張って手伝ったのにさ…」

「うんうん。」

「何気にお揃いのローブ着て喜んでたの、俺だけでさぁ…」

「うんうん…」

「ねぇ、話聞いてくれてる?リック??」

「…うんうん…」

 

………ガンバレおにぃさん。

 

 

 

 

Aその頃のロッシュとラチャの会話。

 

「やっぱあいつ、抜けてるよな。」

「何の事?」

「キックとリックだよwアイツらも黒マだろうが。」

「そうやけど?」

「二人そろってノイエだけD2しようって考えは浮かばんのかね?w」

「あー、そう言えばそうやね。」

「しかも誰もアドバイスないってどうなってんだ、このLSww」

「アンタがしてやれよwww」

 

 

実はしなくていい苦労を買って出てしまったおにぃさんだったのでした。

 

 

 

 

 

次回に続…かないデス;orz

 

 

(*´Д`*)<後書きだぉ

 

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